初めに、筆者は働きながら、国家資格「応用情報技術者」や「日商簿記2級」などの資格に合格していますので、勉強する時間を作るのが大変という気持ちが痛いほど分かります。
社会人・会社員・サラリーマン等は時間がない、足りないため、勉強時間を確保することは難しく、時間の作り方や隙間時間の活用法について試行錯誤していると思います。
また、勉強が嫌いなのに会社から資格を取得するように言われており、焦っている人もいるかもしれません。
この記事では、勉強をするための時間を作りたい人のために、勉強時間を確保する方法やコツを紹介します。
時間の作り方はこれで終わり
基本的に、勉強時間の作り方は簡単です。自分の勉強可能な時間を出すだけです。仕事の時間や歯磨きの時間など、それ以外の余裕のある時間が勉強可能時間になります。
勉強する時間がないと思っている人は、勉強可能時間を最大限に使っているためそれ以上勉強時間を捻出できない人か、勉強可能な時間があるのに勉強に取り組めていない人の2パターンしかありません。
勉強に取り組めない理由は様々です、家事が忙しいなど他にもやることがある、なかなか勉強をする気が起きないなどですね。私も中学生の時までは勉強が大嫌いだったので、勉強のやる気が起きない人の気持ちはすごく分かります。
この後、勉強時間の捻出のコツや勉強のやる気か起きない人の為の対策である習慣化等について解説していきます。
社会人が勉強時間を確保するためのタイムスケジュール作成
勉強時間を確保するために初めに行うことはタイムスケジュールを作成することです。
これはPowerPointで作成していますが、Excelでも大丈夫です。自分が理解できればいいので自由に作成してください。
人によって仕事の時間や通勤手段が違うため勉強可能時間が異なりますが、まずはタイムスケジュールを作成し、1日何時間勉強することが可能なのかを見えるようにします。
このタイムスケジュールの例だと毎日4時間以上勉強することができます。
この例だと、土日も勉強をすれば、社会人でありながら勉強時間を1ヵ月で100時間~200時間確保できます。
このように、自分の1日1日の勉強可能時間を出し、その範囲で勉強をすることになるのですが、もっと勉強時間を確保したいと思う人もいると思います。
そういう人達は、ご飯や風呂の時間など短縮できるところを短縮する必要があります。
風呂
筆者の場合、勉強しようとすると風呂の時間が無駄だと考えるので風呂は5分で済ませるようにします。家に帰ってきたらすぐにシャワーを浴びてパパッと洗ってでます。すぐに髪の毛を乾かすと5~7分で風呂を済ますことが出来るため、勉強をする時間を確保することができます。
女性の場合は、化粧を落としたりする必要があるので、もう少し時間が掛かると思いますが、なるべく早く風呂の時間を終わらせると良いでしょう。
風呂に意外と時間を掛けている人が多いです。風呂の時間を短縮することで勉強時間を増やしましょう。
普段自分が風呂に使っている時間を調べてみると良いでしょう。
食事
自分で食事の用意をする必要がある人の対策になります。
毎晩、翌朝ご飯が炊けるように炊飯器のタイマーをセットしましょう。
朝食は卵かけご飯か納豆ご飯を食べれば数分で終わります。
歯磨きをして、顔を洗って、トイレをして、服を着替える時間は15分あれば十分なので20分もあれば準備ができます。後の時間は勉強することができます。
夕食におすすめなのは丼ものです。
親子丼、豚丼、中華丼、麻婆豆腐丼などです。
適当に野菜と肉などをフライパンに入れて、炒めて、米の上にのせて完成です。洗い物も少ないため料理から洗い物まで20分あれば済みます。
外食より自炊で丼ものがおすすめです。外食が楽という意見もありますが、そこまで時間も変わらないですし、早く家に帰って勉強モードになった方が良いです。
勉強時間を作るコツは、勉強以外のことを無駄だと思うことです。
筆者は集中して勉強する際は食事の時間は最小限に抑えています。
朝3分、昼3分、夜10分、このくらいの時間で食事は済ませます。
社会人が隙間時間に出来る勉強と方法
社会人の場合、隙間時間とは主に通勤時間と昼休憩です。この2つはとにかく活用すると良いでしょう。
基本的に隙間時間の勉強は暗記系が適しています。暗記系は何度も暗記しようとすることで知識が定着します。通勤は往復する必要があるので、1日の内最低でも暗記系の学習が2回できることになります。
もし車通勤をしている場合は、YouTubeの音声を流して耳から知識をインプットすることが可能です。
昼休憩は大抵の場合は、1時間はあると思います。昼食は5分以内で済ませて、残りの時間は勉強に充てるのが良いでしょう。
もう一つの隙間時間は歩いている時です。通勤中に歩く必要がある場合、歩きながら本を読むと、意外と勉強時間を捻出できます。
社会人が睡眠時間を削って勉強するのは最終手段
どうしても勉強時間を確保できない場合、睡眠時間を削るという方法がありますが、仕事に支障が出たり、学習効率が下がるため最終手段としましょう。
最低でも6時間は睡眠時間を確保すると良いです。
また、睡眠時間を削る場合は夜に勉強をするのではなく、朝1時間早く起きるなどして朝に勉強しましょう。1日の中で一番疲れている時に勉強するのは効率が悪いです。
社会人として勉強を習慣化する
勉強時間の確保の算段が付いたら、あとはタイムスケジュール通りに行動し、習慣化する必要があります。習慣化することができれば、自然と勉強時間が蓄積されていきます。
歯磨きは99%の人は、特に苦に感じることなく子供のときから続けていますよね。それは歯磨きをすることが習慣になっているからです。
当たり前に行っていることは、特になにも思うことなく続けることができます。
まずは1日、そして3日、そして7日、そして2週間、そして1ヶ月と勉強を続けていきましょう。
長期間勉強を続けると、自分はこれだけ長く勉強を続けることが出来るんだと、自信にもなりますし、勉強耐性を身に着けることができます。
勉強が嫌い、したくないという人は、そもそもこれまでの人生で勉強に集中して取り組んだ経験がないかもしれません。その経験がないと勉強耐性がないかもしれないので、まずは無理やり継続して勉強を続けてみましょう。
勉強の天敵【酒】毎日晩酌・酒飲む人要注意
勉強の天敵の1つにお酒があります。
お酒を飲む習慣がある人は、勉強に取り組まない日が増えてしまいます。お酒はやめる必要はないですが、アルコールは集中力の低下、記憶力の低下を招くため、勉強をする日は飲まない方が良いでしょう。どうしても飲みたい場合は、土日の夜に飲むなどの工夫が必要です。
また、仕事終わりに空腹でお酒を飲みたいと思う人の場合、家に着く前におにぎりを1個食べると良いでしょう。
勉強しながらお酒を飲むという人もいますが、勉強効率が下がるため効率を重視するのであれば、飲まない方が良いです。
まとめ
最初に行うことは、タイムスケジュールの作成です。そして勉強を習慣化することで、勉強時間が増えるでしょう。ぜひ実践してみて下さい。