【C言語入門講座】3章.文字と改行の出力方法とコメントの書き方

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【C言語入門講座】は全13章から構成される、初心者向けのC言語学習コンテンツです。1章から13章まで学習して頂くことでC言語の基礎を学習することができます。

この記事で分かること
  1. 文字と改行の出力方法
  2. コメントの書き方
  3. ソースコードの書き方のポイント
  4. ソースコードの解説
  5. エスケープシーケンスとは

この章では、文字の出力方法やソースコードの書き方のポイントなど基本的なことを学んでいきます。

ソースコードの解説もしているので、1つ1つ学んでいきましょう。

※まだ開発環境の構築が終わっていない人は、前の章で方法を解説しているので、完了させましょう

C言語で文字と改行の出力方法

※上記の青い文字から読みたい項目へ移動することができます

C言語での文字の出力方法:printf

printfの書き方
  • printf(“Hello World!”);

このように書くことで文字を出力することが出来ます。

表示したい文字を””(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

以下のようにVSCODEに入力して、実行ボタンを押してみましょう。(コピペでOK)
まずは、VSCODEなどで動きを確認してみてください。

#include <stdio.h>

int main(void) {
    printf("Hello World!");

    return 0;
}

上記のソースコードを以下ようにVSCODEに貼り付けましょう。

ソースコードをコピーして、貼り付けてください

まず最初は、どのような動きになるのかを確認します。後程ソースコードの解説をします。

「Hello World!」と表示されれば問題ありません。

画面右上にある、「Run Code」ボタンをクリックします。
「Hello World!」と表示されれば問題ありません。

C言語での改行の出力方法:\n

\nの円マークはバックスラッシュを意味しています
nの前にバックスラッシュを書くことで改行を行うことが出来ます。

改行の書き方
  • printf(“\n”);
  • printf(“Hello World!\n”);

以下のソースコードを実行してみましょう。

#include <stdio.h>

int main(void) {
    printf("Hello World!");
    printf("Hello World!");

    printf("\n");

    printf("Hello World!\n");
    printf("Hello World!");

    return 0;
}

出力結果

Hello World!Hello World! Hello World! Hello World!

最初は改行されていませんが、printf(“\n”);で改行されていることが分かります。

C言語でのコメントの書き方

コメントの書き方
  • //printf(“Hello World!”);
  • 文字の上や後ろにもコメントを書ける
#include <stdio.h>

int main(void) {
    // printf("Hello, World!");
        
    printf("Hello World!");//後ろにもコメントを書ける

    //上にもコメントを書ける
    printf("\n");

    return 0;
}

文字の前に //と入力すると文字が緑色になり、コメントになります。

文字の上や後ろにもコメントを書くことが出来ます。

ショートカットでもコメント化することができます。

ショートカットでのコメントの書き方
  • コメント化したい行を選択し、「Ctrl」キーと「/」キーを同時に押す
  • コメントの解除も同様

ショートカットを試してみましょう。
コメント化とコメントの解除をしてみてください。

ソースコードを書くときに気をつけるポイント

ソースコードを書くときに気をつける点
※上記の青い文字から読みたい項目へ移動することができます

①インデント(字下げ)をする

インデント(字下げ)をする方法
  • インデントしたい行でタブキーを押す
#include <stdio.h>

int main(void) {
        
printf("Hello World!");

return 0;
}

このように、ソースコードを左揃えで書いてもエラーにはなりませんが、大変見にくいのでインデント(字下げ)を使うようにしましょう。

#include <stdio.h>

int main(void) {
        
    printf("Hello World!");

    return 0;
}

このように書いた方が見やすいですよね。

②行頭を揃える

#include <stdio.h>

int main(void) {
        
    printf("Hello World!");

return 0;
}

このように書いてもエラーは発生しませんが、大変見にくいです。
以下のように行頭を揃えます。

#include <stdio.h>

int main(void) {
        
    printf("Hello World!");
    printf("Hello World!");
    printf("Hello World!");

    return 0;
}

こちらの方が綺麗に見えるため、読みやすいです。
行頭を揃えるように書くようにしましょう。

③コメントを入れる

#include <stdio.h>

int main(void) {

    // Hello World!と表示    
    printf("Hello World!");

    return 0;
}

ソースコードが多くなると、どのソースコードが何やっているのか分からなくなってきます。

他の人が見た時も理解するのに時間が掛かってしまうため、コメントを書くようにします。

他人が見たときに理解しやすいソースコードを書く

コメントは必ず書くようにしましょう。後から見返したときに、すぐに理解できることが大切です。また、他人と一緒に開発を行う際にコメントがないと、何を書いているのか理解するのに時間が掛かってしまいます。その為、他人が理解しやすくなるためにもコメントは必要です。

④文末には;(セミコロン)をつける

#include <stdio.h>

int main(void) {

    // Hello World!と表示    
    printf("Hello World!")

    return 0;
}

このように、文末に;(セミコロン)をつけないとエラーが発生します。

よくありがちなミスなので注意しましょう。

文末には;(セミコロン)をつけるようにしましょう。

ソースコードの解説

※上記の青い文字から読みたい項目へ移動することができます

先ほど実行した、ソースコードについての解説をします。

①ヘッダファイル「#include <stdio.h>」とは

ヘッダファイル「#include <stdio.h>」とは
  • ヘッダファイルとは関数や変数、構造体の宣言等をまとめた便利なファイルのこと
  • <stdio.h>はヘッダファイルの1つ
  • <stdio.h>は、標準入出力に関するヘッダファイルのこと

ヘッダファイルとは、関数や変数、構造体の宣言等をまとめた便利なファイルのことです。

C言語にはヘッダファイルというものが複数用意されており、#includeの後ろに書くことで使用することができます

関数や変数、構造体などは後の章で解説するので、今はとりあえずヘッダファイルとは便利な機能が使えるものという認識で大丈夫です。

<stdio.h>というのは「ヘッダファイル」の1つです。

<stdio.h>は、標準入出力に関するヘッダファイルのことで、「printf 関数」を使うために必要になります

標準入出力とは、キーボートから文字を入力したり、画面に文字を表示させたりすることを言います。

<stdio.h>を消してから再度実行すると、printf関数が使えないため、Hello World!の表示ができなくなります。

②main関数「int main(void)」とは

main関数「int main(void)」とは
  • main関数はプログラムの中に必ず1つ必要
  • <stdio.h>はヘッダファイルの1つ
  • <stdio.h>は、標準入出力に関するヘッダファイルのこと

main関数と呼びます。
main関数はプログラムの中に必ず1つ必要です。

関数については、8章で学ぶのでそこまで学んでからmain関数を理解しても構いません。

プログラムはmain関数から実行されます。intはmain関数が返す値の型を示しており、intは整数型のことです。

「return 0」というソースコードがありますが、あれはmain関数が0を返しています。
0を返すことで、正常に処理が終了したことを表しています。

このように返す値のことを、戻り値と呼びます。

main関数の処理は、{ } で囲まれた中(ブロック)に記述します。

以下のように、出力されました。

③printf関数「printf(“Hello World!n\”)」とは

printf関数とは、コンソールというプログラムの結果を表示する箇所に、文字などを表示する関数です

文字列を表示させたい場合、” ”(ダブルクオーテーション)の中に文字を書きます。
\nというのは、改行したいときに使います。これをエスケープシーケンスと呼び、この他にもあります。

C言語のエスケープシーケンスと主要な記号

文字を出力する際に、”や\(バックスラッシュ)は記号と認識されてしまいます。文字として出力したい場合エスケープシーケンスという書き方をする必要があります。

以下にエスケープシーケンスの一例を挙げます。

エスケープシーケンス意味
\n改行
\tタブ
\\文字としての\
\?文字としての?
\’文字としての’
\”文字としての”
表:C言語のエスケープシーケンス

以下のようにVSCODEに入力し、実行してみてください。

#include <stdio.h>
int main() {
    // 改行されずに横並びに表示される
    printf("Hello World!");
    printf("Hello World!");

    // 改行を2回
    printf("\n\n");

    // Hello World!を改行して表示
    printf("Hello World!\nHello World!");

    // \tとすると空白が生まれる
    printf("Hello\tWorld!\n");

    // \\とすると\が表示される
    printf("Hello\\World!\n");

    // \?とすると?が表示される
    printf("Hello\?World!\n");

    // \'とすると'が表示される
    printf("Hello\'World!\n");

    // \"とすると"が表示される
    printf("Hello\"World!\n");

    return 0;
}

出力結果

このようにエスケープシーケンスを使用することで文字と認識されたり、タブとしての機能を持たせることができます。

C言語で使用する主な記号

以下は、C言語で使用す主な記号の表です。
これらは全て暗記する必要はありません。まずはどのような記号が使われいるかを確認し、慣れることから始めましょう。

記号読み方
( )丸かっこ
< >山かっこ
{ }波かっこ
[ ]角かっこ
:コロン
;セミコロン
&アンパサンド
!ビックリマーク、エクスクラメーション
ダブルコーテーション
シングルコーテーション
縦棒、パイプ
%パーセント
*アスタリスク
,カンマ、コンマ
.ピリオド、ドット
@アットマーク
/スラッシュ、スラ
\バックスラッシュ
^ハット、山
ハイフン、マイナス
_アンダーバー、アンダースコア
=イコール
小なり
大なり
~チルダ
#シャープ、イゲタ
表:C言語で使用する主な記号

練習問題

printf関数を使用して以下のように表示してみましょう

I am
Tom.

#include <stdio.h>
return main()
{
    printf("I am\nTom.");

    return 0;
}

“ダブルクオーテーション”

#include <stdio.h>
int main()
{
    printf("\"ダブルクオーテーション\"");

    return 0;
}

?? タブ

#include <stdio.h>
int main()
{
    printf("\?\?\tタブ");

    return 0;
}

  1 2 3 4 5
1
2
3
4
5

#include <stdio.h>
int main()
{
    printf(" 1 2 3 4 5\n");
    printf("1\n2\n3\n4\n5\n");
    
    return 0;
}

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