結論からいうと大多数の人のメインパソコンはWindowsで良いと思います。
この後詳しく解説します。
プログラミングを始めてみたいけど、WindowsとMac、どちらを使えばいいのだろう?買えばいいのだろう?
または、職業として本気でプログラマーを目指したいけど、WindowsとMac、どちらを使えばいいのだろう?買えばいいのだろう?
プログラミングを始める前の最初の悩みですよね。すごく分かります。
私も最初は悩みました。
今回はその悩みに対して、どちらのOSを使えばいいのかを解説していきます。
またその他の観点も見ていきます。
私は、WindowsとMac両方を持っているので、偏った意見ではなく客観的な視点で説明していきます。
目的でwindowsかmacをメインパソコンとして選択する
基本的には、自分の目的が何かを考えて選ぶようにしましょう。
例えば、野球を始めたいのに、テニスラケットを買ってしまったら後悔しますよね。
パソコンも目的に合ったものを用意する必要があります。
自分の趣味で好きなものを開発したいだけの場合
例えば、iOSアプリを開発したいというのであれば、Macを購入することをおすすめします。
開発ではないですが関連するものとして、デザインを専門にデザイン制作をしたいという人にも、Macをおすすめします。
それ以外の用途であれば、Windowsで良いです。
- iOSアプリを開発したい場合はMac
- それ以外の目的がある場合はWindows
WindowsでもiOSアプリは開発できますが、開発できるというだけでiOSアプリを開発する人の多くはMacを使っているでしょう。iOSアプリを開発していて、ネットで調べたいことがあったときに、Windowsを使用していると情報が少なく、問題を解決できない可能性があります。
WEB開発はMacの方が適しているという意見もありますが、Windowsでも特に問題ないです。
WEB開発以外のためにパソコンを使わないという人であれば、Macでもいいと思いますが、パソコンは色々なことに使いますよね。
それなら圧倒的に利用率の高いWindowsを使うべきです。
Statcounter GlobalStatsによるとWindowsOSの日本でのシェアは2023年12月27日時点で70.95%です。
個人でのWindowsの利用率はMacよりも高いのですが、日本の企業のWindowsの利用率もMacよりも高いです。ほとんどの企業がWindowsを使っています。
このことからも、自分の目的がMacでしか達成することが出来ない場合以外は、普段使うパソコンはWindowsにするのが良いと思います。
未経験からプログラマーに転職したい場合
未経験からプログラマーに転職したい人の場合、新卒ではないため転職のハードルが上がります。とにかく系統は何でもいいからプログラマーとして採用されたいという場合、応募できる企業はできるだけ多い方がいいですよね。マックを使っているIT企業は少数です。圧倒的にウィンドウズを使っている企業の方が多いため、Windowsを使うべきと言えます。
- 転職の成功確率を上げるためには企業の利用率の高いOS「Windows」を使うのがおすすめ
ディーアールエス株式会社の調査によると、会社で「利用中のOSの中で、最も利用しているOSはどれですか?」のアンケートの結果、Mac OSは2.8%でした。
いかに少数派化が分かると思います。
出典:ディーアールエス株式会社 企業のWindows 11利用状況は?2023年度版実態調査レポート
もし就職したい企業がWEB系の企業またはiOSアプリ開発企業というのであれば、Macを使いましょう。ほとんどの企業がMacを使っています。
Macでの開発に慣れておく必要がありますし、Macの基本操作も知っておく必要があります。
- 転職したい企業がWEB系の企業またはiOSアプリ開発企業の場合Macがおすすめ
また、未経験でプログラマーに転職したいという場合は、当然新卒者より優れている面が多い方がいいです。もしITリテラシーなど基礎的能力の学習をしていない場合は以下のページを参考にするといいでしょう。
サブパソコンにMacはおすすめ
メインパソコンとしては、Windowsがおすすめですが、サブパソコンとしてMacはおすすめです。
サブパソコンとしてMacをおすすめする1番の理由はiPhoneと相性が良いからです。
Statcounter GlobalStatsによるとモバイル端末のiOSの日本でのシェアは2023年12月27日時点で68.16%です。
外出時、電車に乗っている時などに周りを確認してみるとほとんどの人がiPhoneを利用していると思います。
友達もほとんどがiPhoneを使っていると思います。
例えば、友達と思い出のムービーを作成したいと思った時に、パソコンで編集するとします。その時に友達から画像ファイルなどを送信してもらうと思いますが、その時に便利なのが「AirDrop」という機能です。簡単にファイルを送受信することができます。
また、Macは画質や音質にも優れているため、ムービー制作にも向いています。
自分がiPhoneを使っている場合は、iPhoneのバックアップなどあらゆる面で便利です。iCloudという機能では、データを同期できるため、外出時にiPhoneからMacのデータを閲覧することも可能です。
筆者もiPhoneとMacを持っているためその便利さを実感しています。
Macの所持は必須ではないですが、持っていると便利ではあるのでサブパソコンとしておすすめです。
その他のパソコン選びの観点
料金を重視する場合
Windowsは安価なでも比較的ハイスペックなパソコンの購入が可能です。4万円以下のパソコンでも問題なくプログラミングを行うことが出来ます。
しかし、Macは少し価格が高いです。
とりあえずプログラミングの勉強がしてみたいというのであれば、安価なWindowsパソコンで良いと思います。安価な場合でもメモリは16GB以上がおすすめです。
Macの場合、メモリが8GBのものを選んだ場合、後から16GBに増やすことができないものもあるので注意してください。
ひとまずWindowsを使ってみて、Macが欲しくなったらその時考えるというのでどうでしょうか。
- 比較的安価なのはWindows
- 安価でもメモリは16GB以上がおすすめ
おしゃれさを求める場合
おしゃれな感じ、イケてる感じにこだわるのであればMacでしょう。
Macはスタイリッシュで本体の外側にあるリンゴマークも良いですよね。
MacbookAirは本体が薄くて、持ち運びも楽です。充電も長持ちします。
Windowsの場合は、Macに比べると武骨なデザインが多いですよね。
ファッション感覚を重視したい人はMacがおすすめです。
スタバでMacを使っていた方がなんかイケてる感じはしますよね。
まとめ
今回は主に、プログラミングをしたい人を対象とした解説でした。
結局のところ、どちらか一方を買って、欲しくなればまたどちらかを買えば良いと思います。
windowsとMacどちらかを買って、WindowsだからMacだからということで困るということはあまりないと思います。
最終的には、自分の好みで購入する方を決めてください。
ただその際に、PCのスペックは最低限理解して、購入する基準を決められると良いです。
パソコンを買ったは良いけど、性能が悪すぎてカクカクして使い物にならないという最悪のパターンは避けたいです。
パソコンはメモリなど様々な要素がありますが、どの様な観点でパソコンを選べばいいか解説をしているページもあります。参考にどうぞ。