プログラム

プログラムとは、物事を行う手順のことを意味します。
例えば、運動会を思い浮かべてみるとプログラムという言葉を聞いた覚えがないですか?
進行プログラムと呼んだりしますよね。プログラムの中には、運動会の開会式や大玉転がし、リレー、閉会式等、そのイベントで行われることが順番に書き出されています。
コンピュータにおいても、コンピュータが実行する作業の順番のことをプログラムと言います。
プログラミングとは、プログラムを書き、コンピュータに命令することです。
もし、IT用語がよく分からないという方も安心してください。簡単な単語から学べるようなページも用意しています。1つ1つ学習していきましょう。
プログラミング言語
プログラミング言語とは、コンピュータに処理を命令するときに使う言語のことです。
有名な言語にはC言語、Java、Pythonなどがあります。
これらの言語は比較的最近に開発されたものであり、コンピュータの歴史は意外にも古く、1800年代にイギリス人のチャールズ・バベッジが機械式コンピュータを設計したことが始まりだと言われています。
プログラミング言語の歴史
機械語
1940年代になると電子式コンピュータが発明されました。この頃には機械語というプログラミング言語が使われ始めていました。
機械語とはコンピュータ自身が命令を直接理解し、実行することができる言語のことです。機械語は0と1のみで成り立っています。なぜ0と1だけかというと、電圧の高低で0と1を表現できるからです。
アセンブリ言語(低水準言語)
1940年代からアセンブリ言語が開発され始めました。アセンブリ言語とは、機械語よりも、より人間が理解しやすいように機械語に対して、1対1でアルファベットで表現されている言語のことです。
例えば、機械語で足し算の命令が、「0000 0000」だとすると、それに対応してアセンブリ言語では「ADD」といったように1対1の関係になっています。
高水準言語
高水準言語とは、アセンブリ言語よりも人間が理解しやすいように書かれる言語のことです。1950年代には、「Fortran」や「COBOL」という言語が開発されました。今回学習する「C言語」は1972年に開発され、今でもあらゆるところで使用されています。



