【不合格】ITパスポート試験に落ちる人の特徴と落ちた場合の対策

励している男性と励まされている男性

この記事は応用情報技術者が監修しています。

ITパスポート試験は比較的優しい試験ですが、2人に1人しか合格できないので、甘く見ずにしっかりと勉強しないと合格できない試験です。

正しく勉強をして合格を掴み取りましょう。

ITパスポート試験に落ちる人の特徴

ロデオマシンから落ちそうな男性
結論
  • 勉強不足
  • 正しい勉強方法を知らない

ITパスポート試験に落ちてしまう人は、大体この2つが原因です。

もし落ちてしまったとしても、頭が悪いわけではないです。しっかり勉強したのに落ちてしまって落ち込んでいるという人もいると思いますが、落ち込む必要はありません。そういう人は正しい勉強方法を知らないだけです。

例えば、100時間は勉強しないと合格できないような試験があるとして、80時間しか勉強しておらず不合格になってしまった場合は単純に勉強時間が足りていません

しかし、厄介なのが100時間の勉強で合格できると言われている資格の勉強を、150時間勉強しても不合格になってしまう人がいることです。
こういう人は、そもそも正しい勉強方法を知らない可能性が高いです。

逆に言えば、正しい勉強方法さえ分かれば高確率で合格することが可能になります。

ITパスポート試験なんて簡単だろうと舐めている人も落ちる人の特徴です。
ITパスポート試験に落ちる原因は勉強不足と言いましたが、ITパスポート試験を舐めている人は、そこまで勉強しないでいいだろうと考えて勉強時間不足になります。
ITパスポート試験本番に意外と難しいと感じて、落ちてしまいます。

舐めずにしっかりと勉強する必要があります。

次の落ちた場合の対策で正しい勉強方法等について解説します。

ITパスポート試験に落ちた人の再受験対策勉強方法

イヤホンをして音楽を聴きながら、プランクの姿勢をとり、集中している男性

まずは、次の質問を見て自分が答えられるか確認してください。

質問
  1. ITパスポート試験に合格するために必要とされる勉強時間の目安は?
  2. ITパスポート試験に合格するために設定した自分の勉強時間は?
  3. 試験日までの1日1日の勉強時間は何分を予定していますか?
  4. 毎日の勉強時間を分単位で記録していますか?
  5. 過去問は最低3年分解きましたか?
  6. 過去問は繰り返し解いていますか?
  7. 過去問は各分野で8割以上正解していますか?
  8. 暗記系の学習のコツはなんですか?

この質問に答えられない数が多いほど非効率な勉強をしており、合格が危ういです。
資格試験の勉強・学習の全体イメージは以下になります。これは応用情報技術者試験の学習をイメージして作成したものですが、基本は同じです。まずはこれをイメージできるようにしましょう。

この後質問について解説します。

効率的な勉強を行うための学習全体イメージ

そもそも、合格に必要な勉強時間を把握しないと、どれだけ勉強すればいいのかが分かりませんよね。まずは、ITパスポート試験に合格するには、試験について調べて、自己分析をして、学習計画を作成する必要があります

そして、学習計画を作成したら、それが実行できているか確認できないといけないので、毎日勉強時間を記録します。

これは資格試験に対する勉強の考え方です。

質問の解説
  1. ITパスポート試験に合格するために必要とされる勉強時間の目安は?
    勉強時間の目安が分からない状態で試験日までに何時間勉強するつもりでしょうか。目安が分からない状態で勉強をしても、勉強の進捗を測ることができません。
  2. ITパスポート試験に合格するために設定した自分の勉強時間は?
    何時間勉強するか設定していない場合、どういう基準で自分がちゃんと勉強をしたと判断できますか。目標の勉強時間を設定することで試験日までにそれを達成していなかったら勉強不足と判断ができますよね。
  3. 試験日までの1日1日の勉強時間は何分を予定していますか?
    1日1日の勉強時間を設定しない場合、その日の気分で勉強をするかしないかを決めることになりますよね。勉強をしない日も発生するので、その分記憶の定着が悪くなりますよね。めちゃくちゃ効率の悪い勉強の仕方です。
  4. 毎日の勉強時間を分単位で記録していますか?
    勉強の計画を立てたものの、勉強時間を記録していない場合計画の意味がなくなります。計画通りに行えているかどうかを日々確認し、修正するべきところは修正する必要があります。計画を立てたら、実行し、記録、必要に応じて修正することで計画は意味のあるものになります。
  5. 過去問は最低3年分解きましたか?
    過去問を解くことは試験勉強の基本です。スポーツでも練習試合というものがあるように、試験本番前に練習をする必要があります。
  6. 過去問は繰り返し解いていますか?
    1度解いてみて完璧だった人以外は、間違えたところを出来るようにしないと成長しません。
  7. 過去問は各分野で8割以上正解していますか?
    過去問は何回解いても良いので、8割以上正解できるようにしましょう。本番は一発勝負なので答えの分かる過去問で8割正解できないようでは危ういです。
  8. 暗記系の学習のコツはなんですか?
    ITパスポート試験は、暗記が重要です。暗記が苦手という人もいると思いますが、苦手という人は暗記のコツを自分で調べましょう。分からないことは調べることが大事です。


次は勉強方法のコツについて解説します。

ITパスポート試験に合格するための勉強方法とコツ

ITパスポート試験の問題の特徴は、四肢択一です。そして暗記が重要です。

学習の基本は、インプットとアウトプットです。
インプットは教科書を読むことで知識を吸収することで、アウトプットとは問題を解き知識を定着させることです。

暗記系の学習の場合、インプットとアウトプットを速く繰り返し行うことが重要です。
特に暗記系のアウトプットは隙間時間の利用が効果的で、例えば電車などの移動時間や数分の休憩時間に行うだけでも効果がかなり出ます。

そのため、ITパスポート試験に合格するためのコツは、通学、通勤中は暗記のためにアウトプットに注力し、時間に余裕のある時にインプットを行うことと言えます。

資格試験の学習の基本とITパスポート試験で重要な暗記系学習のコツは以上とします。
次に、ITパスポート試験に落ちた場合の具体的な対策について解説します。

ITパスポート試験に落ちた場合苦手分野を対策

苦手分野をあまり勉強せずに、得意分野を伸ばそうとする人がいますが、あまり効果的ではありません。(気持ちは分かります。得意分野の方が勉強していて楽しいですよね)

ITパスポート試験は、総合評価があるため全体的に成績が良い方が合格率が上がります。また分野別評価もあり、どれか苦手な分野があると試験本番にその苦手な分野だけ成績が悪くて不合格になってしまう確率が高くなります

ITパスポート試験に合格するために、ストラテジ系が苦手なのか、テクノロジ系が苦手なのかを把握してください

そして、苦手分野の学習に力を入れましょう

ITパスポート試験に落ちた場合1日の勉強時間を延ばす

勉強の仕方として、よくありがちなのが合計で30時間勉強しようとしたら、毎日1時間勉強して30日で達成しようとするパターンです。
学校の勉強ならこのパターンは有効なのですが、試験範囲の広い資格試験の場合、有効ではない場合があります。

試験範囲が広い資格試験の場合、知識の網羅性が問われます。ITパスポートも3分野という広い知識が問われていますよね。この場合、1時間勉強しただけだと、知識にヌケやモレが発生してしまい、網羅的に知識が定着しない可能性があります。

そのため、ITパスポート試験に合格するために、土曜日は5時間学習をするなど長時間勉強をする日を設けた方が良いです。

なんか知識が全体的に定着していないと思うんだよな~と感じるのであれば、この可能性が高いので長時間勉強する日を設けてみてください。

まとめ

この記事で紹介した、勉強計画の作成などは他の資格試験でも使うことができるので、是非実践してみて下さい。ITパスポート試験頑張ってください、応援しています。

この記事を書いた人
トッシー

エンジニア/プログラマー。未経験からIT企業に転職し超上流から下流までを経験。プログラミングを学習したい人のための情報発信、その他学習関連の情報発信を通じて、一人一人のスキル向上と自己実現に貢献します。保有資格「応用情報技術者」など

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