浪人は予備校に行くべき?行かないと不利?経験を基に解説|大学受験

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この記事で分かること
  1. 予備校に行くメリット
  2. 予備校に行くべきか
  3. 予備校に行かないと不利になるのか

浪人したら予備校に行った方が良いのかと疑問に思いますよね。

私も浪人する際に、悩みました。

この記事では、浪人時代に実際に予備校に行っていた経験を基に、予備校のメリット、予備校に行くべきか、予備校に行かないと不利になるのか等の解説をします。

私は河合塾予備校に行きました(早慶大文系コース)

手を上げる人たち
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なぜ予備校に行くことにしたのか

私が予備校に行こうとした理由は、高校が進学校ではなかったからです。
高校が進学校ではないと以下のことが発生します。

  1. 大学受験に関する知識が0
  2. 大学受験の勉強方法が分からない
  3. 模試を受けたことがないので自分の偏差値が分からない
  4. 受験までのスケジュールを立てられない

この他にも挙げたらキリがないですが、進学校ではない高校を卒業すると分からないことだらけなので、とりあえず予備校に行った方が良いだろうということで、予備校に行くことにしました

なぜ河合塾予備校を選んだのか

河合塾、駿台、代々木ゼミナールなど、有名な予備校の中から選びました。

「なんとなく良さそう」、「行きやすい」という理由で選びました

特にこだわりがあったわけではないです。

予備校が違うからといってそこまで質に差はないのではないかと思います。

成績は上がったのか

学力が向上したのは自分でも実感しました。

河合塾5月から10月の模試の結果

これは10月までの成績の推移ですが、最終的に以下の偏差値となりました。

英語:55
国語:63
世界史:68

偏差値の上げ方については、こちらの記事にまとめてあるので、興味がある人はご覧ください。

浪人生が予備校に行くメリットとは

親指を立ててグッドポーズをしている手
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大学受験のスケジュールがなんとなく分かる

私は大学受験の知識が皆無だったので、共通テスト(私の時はセンター試験)がいつなのか、私大の受験日はいつなのか、模試はいつなのかなど、知らないことが多すぎました。

予備校に入ると全体の大学受験のスケジュールを教えてくれるので、大学受験の全体のイメージが分かることで、安心感が生まれました。

そして、この日までに何を勉強しようという計画を立てられるので勉強の効率が上がりました

志望大学に合格できる水準の授業を受けられる

私は河合塾の早慶文系コースに行っていたので、その経験を基にした解説になります。

前半は基礎固めの授業で偏差値を60以上にすることを求められていると思います。

後半はハイレベルな授業もあるので、自分の偏差値が60以上あれば授業の内容を理解して偏差値を底上げできるといった印象です。

志望校に合格できるような水準の授業は確かに受けられると思います

分からないことは先生に質問できる

予備校の最大のメリットは「分からないことは先生に質問できる」ということではないでしょうか。

予備校に行かない場合、分からないことを教えてくれる人がいるとは限りません。

予備校の先生なら質問したらしっかり教えてくれるので、そこで差が生まれる可能性はあります

大学受験の不安を話せるチューター(担任)がいる

河合塾にはチューターという担任の先生のような人がいました。

大学受験に関する相談、不安の相談など気軽に話せるような存在です。

宅浪になると相談できる人は限られてくると思いますし、1人の時間が大変多いと思います。精神面で不安という人には心強い存在ではないでしょうか。

ライバルがいることでやる気が出る

私は早慶文系コースだったので、一緒に行動していた友達も早稲田志望でした。

模試の結果を見せ合って、友達の成績が伸びているのを見ると、自分ももっと頑張らないといけないと思います。

自分の成績が友達より上だと、嬉しい気持ちになって、もっと頑張ろうと思います。

私は英語が苦手で、友達は英語が得意で、私が友達に「英語が全然分からない」と言ったら、友達が「何で出来ないのか分からない」と言われてめちゃくちゃ悔しいと思った記憶があります。(国語は同レベルで世界史は私の方が良かったので余計に悔しかった)

「絶対コイツに負けてたまるか」と思いました。

最終的にその友達は早稲田大学に合格して、私は不合格でしたが。

友達に分からないことを聞ける

授業で良く分からないことを「今のってこういうこと?」など友達に聞いて理解度を高めることが出来ます

友達とお互いに教え合うということはしていた記憶があります。

切磋琢磨できる友達ができると成績が上がる可能性が高くなると思います。

早稲田に合格した友達は最初国語が苦手で、私に分からないことを聞いてくることもあったのですが、途中から国語の成績がぐんぐん伸びて、ビビった記憶があります。

浪人生は予備校に行くべき?

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予備校に行くのが無難な人

偏差値が55以下の人

偏差値が55以下の人は予備校に行くことをおすすめします。

偏差値55以下の人は基礎が出来ておらず、勉強方法も確立していない人です。

特に偏差値50以下の人は勉強を長時間することにさえ慣れていないと思うので、予備校に行くことで勉強をする体制を整えたほうが無難です。

高校が進学校ではない人

高校が進学校ではなかった人は予備校に行くことをおすすめします。

進学校ではない高校の授業を受けても大学受験の問題を解くことはできません。

大学受験に対しては、これまで高校で受けた授業はほぼ無意味です。ノーカウントして良いぐらい無意味です。

1から勉強し直す必要があります。

また大学受験に関する知識が皆無なので、正しい情報を得られないまま非効率な勉強をする可能性が高いため、予備校に行った方が無難だと思います。

予備校に行かないという選択肢もアリな人

予備校に行かないという選択肢もアリなのは、大学受験の科目全てで偏差値60以上の人です。

この人たちは基礎が身に付いており、勉強方法が分かっているので、宅浪でも問題ないと言えます。

予備校は夏期講習などもあるので、それを利用することもできます

もし、予備校に行かずに偏差値が伸び悩むときがあれば、予備校の利用を検討してみて下さい。

浪人生は予備校に行かないと不利になる?宅浪との違い

完全に不利になるとは言えませんが、不利になる可能性は高いと言えます。

この記事を読んでいるあなたが2人いるとします。

とある大学はあなた2人のうち1人しか合格できません。

あなたのうち1人は予備校に行き、もう1人は宅浪するとします。

同じ能力の人が予備校を最大限有効活用すれば、能力を底上げできる可能性が高くなると思いませんか

しかし、予備校に通う多くの人が予備校を有効活用できていないので、予備校に行かないと不利になるとは一概に言えないですが、どちらかというと宅浪は予備校より不利になる可能性が高いのではないかと思います。

この記事を書いた人
トッシー

エンジニア/プログラマー。未経験からIT企業に転職し超上流から下流までを経験。プログラミングを学習したい人のための情報発信、その他学習関連の情報発信を通じて、一人一人のスキル向上と自己実現に貢献します。保有資格「応用情報技術者」など

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